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新年随想:「飛龍の如く」 (人吉新聞掲載)
 新年早々ではございますが、さて問題です。頭は馬、胴は蛇、うろこは鯉、角は鹿、目は兎、耳は牛、てのひらは虎、つめは鷹、ひげが鯰といえば、それは何でしょう。答えは龍です。ネズミやウシなどと違い十二支を表す生きものとして辰には唯一想像上の生きものがあてられています。
 三千年以上前に中国で成立したとされる易経。儒教の経典の一つに数えられるその思想とは、陰陽二元素の調和と対立から森羅万象の吉凶を占うというもの。陰陽とは、太陽と月、山と川、男と女などの両極。これが調和しないとモノは生産されないという考え方です。
 この教えの一つに、人の一生を龍の生涯にたとえたものがあります。龍の成長段階は、潜龍(せんりゅう)、見龍(けんりゅう)、飛龍(ひりゅう)、亢龍(こうりゅう)と変化します。潜龍は大地や水底深くに潜みじっと動かず力を蓄え、見龍は眼光鋭く目を見開いて世の中の状況を見据え、飛龍はいよいよ世に出て雲を自由に操りながら天地に恵みをもたらし、亢龍は務めを終えて静かにくだり行くというものです。
 本年御造営から三百九十九年となる国宝青井阿蘇神社の社殿に施された一連の龍。楼門天井に描かれているのは潜龍、廊の彫刻が見龍、本殿左右側面の昇龍の彫刻は飛龍、降龍の彫刻が亢龍を表しているのでは。即ち「少年期や学生時代は志高く勉学に勤しみ心身の鍛錬に励み、青年期にはあせることなく先輩の智恵を学ぶとともに行動を観察する。いよいよ壮年期になってそれまで培い蓄えた力を発揮し、悔いのない老年期を迎えなさい。」との先人からの大切な願いやメッセージが込められたのではないでしょうか。
 生まれた年を加えると早くも今年は五回目の年男。これからは天地神明いかなる逆鱗に触れることの無いよう、いよいよ飛龍の如く活動し、躍進して行きたいものです。平成二十四壬辰歳の新春を寿ぎ奉り、皆さま方のご健康とご多幸を青井阿蘇神社大前よりお祈り申し上げます。

| - | 02:05 PM | comments (0) | trackback (0) |
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