画像で見る今昔風景

青井の社が創建されてから1200年の間”青井さん”と親しまれ
心のよりどころとして、地域の人々の篤い信仰と共に、静かに時を刻み続けています。

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幣殿の彫刻

幣殿内外壁面彫刻

 本殿はじめ一連の御社殿は慶長15年(1610年)から18年までの4ヵ年をかけて造営されたものです。幣殿の上部には青・緑・赤で色塗られた格狭間(こうざま)と呼ばれる模様があります。本来格狭間は仏像や厨子を安置する須弥壇の基壇部分に用いられる様式で、仏教の聖地である須弥山を摸したものですが、建物の上部に設えてあるものは他では見ることができないこの地方独特のものです。

 本殿側の幣殿外壁は下絵の墨を入れただけで、彫刻も施さず色付けもせず400年たったいまでも未完成の状態です。完成させてしまえばあとは朽ちゆくとの観点から、故意にこの一部分を残したものと考えられます。

境内の様子

 平成20年6月9日に国宝に指定された、本殿・廊・幣殿・拝殿・楼門には、人吉球磨地方独特の建築技法が随所にみられます。
 傾斜が急な茅葺屋根や極彩色を用いた多数の彫刻をはじめとする桃山様式は南九州の神社建築に影響を及ぼし、独特な文化財的価値を育んできました。

本 殿

幣 殿

拝殿(神楽殿)

楼 門

禊橋と蓮池

蓮の花の見頃は6~7月の中旬

手水舎

前に向かうにあたり
ここで身心を清めます

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石灯籠

基礎・中台・笠が八角形をした全国的にも珍しい灯籠

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稲荷神社

五穀を司る神様

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神楠(ご神木)

人吉市指定天然記念物
郡市最大の楠の木

おくんち祭り

獅子舞

青井さんの獅子面 (青赤一対の獅子頭)

 青井阿蘇神社の獅子面は一人で被るのが特徴で雷雲の上衣に波浪の袴を身に纏い、足袋にわらじで足元を固めます。

この獅子面、今から360年前の寛永18年に奉納されますが、青赤一対の獅子頭の青獅子の裏面に、相良家累代の家臣築地主水左衛門尉秀治が彫刻し造ったと奉納に至る経緯が記されています。

 平成8年獅子舞の復元奉製を依頼した、京都市在住の木彫り職人の方が京都新聞で語られた一部に以下のように「青井さんの獅子」についての紹介がありました。

「復元で持ち込まれる見本は、憎たらしいことにひとつひとつ顔が違う。手間のかかる仕事だが、妙味もある。今手掛けているのは熊本県人吉の4頭。200年から400年前の遺品で、仕掛けの目が開閉する獅子もある。これまで100頭以上世に出したがこんなものは初めてだ。顔では目がポイント。神具やから、怖さより優しさが大事。めくれた口が怖さの表れなら、目には優しさがいる。その点は仏像にも共通・・・・」

※右の図は元禄6年(1693年)のもので、神楽殿での獅子の舞い方を線で記した珍しい図面です。

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